「また今月も…」と身構える前に。じつは毎月の生理は、この一ヶ月の暮らしを映す鏡でもあります。
前回の記事では、子宮が「新しい生命を宿し、育むため」にある唯一の臓器であること、そして生理がその尊い営みであることをお話ししました。今回は、もう少し身近な「日々の選択」のお話です。
生理にまつわる不調でご来院いただいたクライアントさんから、こんな嬉しい声を聞くことがよくあります。
「生理の期間が楽になった」「痛みがなくなってびっくりしてる」「頭痛が軽くなった」「生理前(PMS)の不調が軽減された」「経血が綺麗で鮮やかな色になった!」「サラサラになって、ドロドロや塊がなくなったんです」——。
食べるものが変わり、代謝と排泄の質が変化してくると、こうした経験をされる方は少なくありません。普段から必要な栄養がきちんと入り、いらないものはしっかり排泄される。そうであれば、毎月の月経の状態が変わっていくのも、自然なことですよね。
もうひとつ、身近なところでは、生理用品を見直しただけで「楽になった」という声を聞いたこともあります。
市販のナプキンやライナーには、石油由来の素材や化学物質が使われているものが少なくありません。布ナプキンやオーガニック素材のものに変えてみる——それだけでも、毎月直接触れるものですから、身体にとっては大きな環境の変化です。
というのも、私たちの皮膚は場所によって性質が違います。デリケートゾーンや頭皮は、手や腕に比べて薄くて敏感で、触れるものの影響を受けやすい場所だと言われています。だからこそ、直接触れるものに気を配るだけで、「身体が冷えにくくなった」「頭痛が起きにくくなった気がする」と感じる方もいらっしゃいます。
大切なのは、何かを我慢することではなく、身体とコミュニケーションをとること。季節の食材を取り入れて、身体の声を聴きながら、毎月直接触れるものを選び直してみる。そんな小さな選択の積み重ねが、毎月のリズムに映し出されていきます。
生理は、この一ヶ月をどう過ごしたかを教えてくれる、月に一度のお便り。次のお便りが少しでも軽やかになるように、今日できる小さな選択から始めてみませんか。
生理のつらさが気になる方は、生理痛・生理前の頭痛・PMSのページもあわせてご覧ください。



