子宮は生命を宿す唯一の臓器 〜生理が教えてくれるアナタのチカラ〜

「また今月も来たか…」

生理のたびに、憂鬱な気持ちになる。痛みや重さを、ただ我慢してやり過ごす。経血の処理はめんどくさい、なんで女性だけ?——そんな方は多いのではないでしょうか。

でも今日は、少しだけ違う角度から、子宮と生理のお話をさせてください。

心臓は血液を送り、肝臓は栄養を処理し、肺は呼吸をする。それぞれの臓器が働き合いながら、身体は全てが繋がっています。そしてこれらの働きは、私たちの精神状態とも大きく関わっています。

そのなかで子宮は、「新しい生命を宿し、育む」ことができる唯一の臓器。生命を生み出せるという、女性だけに授かった本当に貴重な能力です。

そして生理は、その準備の営みです。毎月、子宮はふかふかのベッド(子宮内膜)を整えます。使われなければ、きれいに手放して、また新しくつくり直す。誰かに指示されたわけでもないのに、このサイクルは驚くほど正確に営まれています。

これこそが、アナタのチカラ(生まれ持った内なる知性)の表現です。

そして子宮は、赤ちゃんを成長させるだけでなく、全てを生み出す場所でもあると私は思います。優しく受け入れ、新たなものを生み出し、育て、見守る。この女性ならではの能力は、妊娠・出産に限らず、あらゆる分野で活躍するチカラです。

けれども、私が施術で身体に触れていると、気づくことがあります。

「生理なんて厄介」「汚い」「めんどくさい」「無くていいのに」「早く閉経すればいい」——そんなふうに生理を否定的に捉えている場合、その方の身体の中で、子宮の存在そのものが「ないもの」にされていることが、よくあるのです。

本人も気づかないうちに、意識から締め出されてしまった子宮。でも身体は、ちゃんと覚えています。

では、生理のときの痛みや重さは何なのでしょうか。

それは、身体からのメッセージです。否定され、無視された存在は、より大きな声で呼びかけようとするのかもしれません。痛みは「敵」ではなく、「ちょっと立ち止まって、私の存在に気づいて」というお便りなのかもしれません。

カイロプラクティックケアは、生理痛を治すためのものではありません。当オフィスのカイロプラクティックは、少し眠っている場所に呼びかけ、すべてのつながりを取り戻し、一つの生命体が持つ潜在的な能力が最大限に発揮されるようお手伝いをしています。

毎月のリズムは、生命を宿せる身体であることの証。

次に生理が来たとき、ほんの少しでいいので、「今月もありがとう」と身体に声をかけてみませんか。アナタの内なる知性との対話は、そこから始まります。

生理のつらさが気になる方は、生理痛・生理前の頭痛・PMSのページもあわせてご覧ください。

次の記事では、生理と日々の選択 〜毎月のリズムは、暮らしを映す鏡〜として、経血の変化や生理用品など、もう少し身近なお話をしています。