生理のたびに、痛みで動けなくなる。
生理前になると頭痛がひどくなって、イライラして、「自分が自分じゃなくなる」ような感覚になる。気がつけば、月の半分近くを体調不良の中で過ごしている——。
そんな毎月を、「生理ってこんなものだから」「昔からだから」と、あきらめたまま過ごしていませんか。

こんな経験はありませんか
- 鎮痛剤が手放せず、飲む量や回数が増えてきた
- 痛みで寝込む日があり、仕事や家のことが滞る
- 生理前になると頭痛がひどくなる
- 生理前のイライラや気分の波で、家族に当たってしまい落ち込む
- 眠りが浅くなる、むくみやだるさが強くなる
- 生理のたびに肌の調子や胃腸の調子も崩れる
- 月の半分近くは、体調が万全ではない
- 婦人科では「異常なし」と言われた
- 「生理痛はあって当たり前」だと思って、相談したことがない
ひとつでも当てはまる方に、読んでいただきたいページです。
まず、婦人科での検査を大切に
最初にお伝えしたいことがあります。重い生理痛の裏には、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れていることがあります。「生理痛くらいで病院なんて」と我慢せず、つらい生理痛は、まず婦人科で相談してください。それが何より大切な最初の一歩です。
そして、鎮痛剤やお薬を使うことは悪いことではありません。お薬は上手に使うもの。いま治療やお薬を続けている方は、主治医の先生との治療をそのまま大切にしてください。
このページでお伝えするのは、それを置き換えるものではなく、その傍らにあるもうひとつの視点です。
生理痛・PMSについて
生理痛は、生理の期間中に起こる下腹部や腰の痛みのこと。PMS(月経前症候群)は、生理の前になると現れる、頭痛・イライラ・気分の落ち込み・むくみ・眠気や不眠など、心と身体のさまざまな変化のことを指します。
どちらも「女性ホルモンのリズム」に伴って起こるものですが、同じリズムの中で生きていても、つらさの程度には大きな個人差があります。その差を生んでいるのは、ホルモンだけではありません。自律神経の状態、血流や巡り、日々の緊張やストレス、栄養、睡眠——身体全体のコンディションが、毎月の波の乗り心地を大きく左右しているのです。
生理痛・頭痛・PMSの背景にあるもの
当オフィスでこれまでお話を伺い、身体を見せていただいてきた中で、つらい生理痛やPMSの背景には、次のようなものが関わっていることが多いと感じています。
- 骨盤や背骨まわりの慢性的な緊張
- 自律神経が交感神経優位のまま固まっている(休めない身体)
- 冷えや、水分を含めた巡り・代謝の滞り
- 睡眠の質が長く低下している
- 栄養の偏りや、食事のリズムの乱れ
- 休む間のない毎日と、抑え込んできた感情やストレス
- 「つらくて当たり前」と、身体の声を後回しにしてきた年月
これらは一つだけで起こるというより、複雑に絡み合っています。だからこそ、生理痛だけ、頭痛だけ、と切り分けるのではなく、身体全体を見渡す視点が大切になります。
なお、子宮内膜症・子宮筋腫などの病気が背景にある場合は、婦人科での治療が最優先です。当オフィスのケアは、医療の代わりにはなりません。
生理痛・頭痛・PMSは、別々の問題ではありません
生理痛の相談に来られる方のお話を伺うと、つらいのは下腹部の痛みだけではないことがほとんどです。
生理前の頭痛。イライラや気分の波。眠りの変化。むくみやだるさ。朝のこわばり——。
これらは、バラバラの症状に見えて、実はひとつながりです。女性の身体は、ホルモンのリズムに合わせて、自律神経も、血流も、感情も、一緒に波打っています。そのリズムを調整しているのが、脳と身体をつなぐ神経のネットワーク。だから、どこか一カ所の「故障」ではなく、ひとつの身体が紡いでいる、ひとつの物語として見る必要があるのです。
「異常なし」なのにつらいのは、なぜ?
婦人科で検査を受けて「異常なし」。それは「危険な病気は見つからなかった」という、とても大切な情報です。
でも、症状はある。それはなぜでしょうか。
長く続くストレスや緊張、休む間のない毎日の中で、身体に力みのパターンが染みついていると、神経の流れがスムーズに働きにくくなり、巡りが滞ることがあります。パーツとしての子宮や卵巣に問題がなくても、全体としての「流れ」が滞っている。毎月のホルモンの波が、その滞りを通るたびに、痛みや頭痛や感情の嵐として現れる——そんなふうに見ることができます。
病院での一般的な対応
生理痛やPMSに対して、病院では鎮痛剤、低用量ピル、漢方薬、生活指導などが行われます。これらはどれも大切な選択肢で、実際に多くの方の毎月を支えています。
当オフィスのケアは、これらの治療と競うものでも、置き換えるものでもありません。医療は医療の領域で、私たちは私たちにできる領域で——神経系と身体全体のコンディションという側面から、並走してサポートする。それが当オフィスの立ち位置です。
カイロプラクティックにできること
カイロプラクティックは、生理痛やPMSを治す施術ではありません。
私たちが行うのは、背骨を通じて神経系への干渉を取り除き、精神と身体が上手くつながり、本来のチカラが十分に表現されるようサポートすること。回復していくチカラは、誰の中でも、いつも働いています。そのチカラが最大限に発揮されるようになったとき、毎月の波を穏やかに乗りこなしていくのは、あなた自身です。
アジャストメントルームでは、ボキボキする矯正ではなく、その方の身体のリズムに合わせたやさしいアプローチで、身体が自分で緊張を手放していくプロセスに寄り添います。あわせて、食事や睡眠など、日常の中でご自身の身体の声を聴いていくためのアドバイスもお伝えしています。
実際のクライアントさんの体験
長年の重い生理痛と、何もできなくなるほどの頭痛を抱えて来院された40代の女性がいます。2ヶ月の中で起きた変化に最初に気づいたのは、ご本人ではなく、ご家族でした。
その物語は、こちらでご紹介しています。
生理痛・PMSについてのQ&A
Q. 婦人科に通院中・お薬を飲んでいても受けられますか?
はい。主治医の先生との治療はそのまま続けてください。当オフィスのケアは治療の代わりではなく、身体全体のコンディションを整える側面からの並走です。
Q. 生理中でも施術は受けられますか?
はい、大丈夫です。やさしいアプローチなので、生理中の身体にも負担をかけません。体調が心配な場合は、ご予約の際にお気軽にご相談ください。
Q. どのくらいで変化を感じられますか?
身体の状態やこれまでの年月によって、本当に人それぞれです。変化のペースはお約束できませんが、初回の検査でお身体の状態を丁寧に確認し、その方に合わせたケアの計画をご相談しながら進めていきます。
Q. 施術は痛くありませんか?
痛みを伴うような強い矯正は行いません。お子様からご高齢の方、妊娠中の方にも安心して受けていただけるアプローチです。
生理は、尊い時間です
最後に、私がこのページで一番お伝えしたいことを。
私たち女性の身体は、生命を授かり、育むことのできる身体です。そして生理は、その身体が月に一度、自然界から授かった、手放しと巡りの期間——いらなくなったものを手放し、新しいリズムへと切り替わっていく、デトックスの時間だと私は考えています。
実際、生理のある年代の女性は、同じ年代の男性に比べて心臓や血管の病気が少ない傾向があることが知られています。女性ホルモンが血管や血液の状態を守る方向に働いていると考えられているほか、月経によって定期的に血液(鉄分)が手放されることが、身体の負担を軽くしているのではないか——という研究者の見方もあります。女性が男性よりも平均して長生きであることにも、このホルモンと巡りのリズムが関わっていると考えられています。
また、生理の周期は「身体の状態を映すバイタルサイン(生命兆候)」とも言われます。周期の乱れや、つらさの変化は、身体からのお便り。毎月めぐってくるこのリズムは、厄介者どころか、女性の身体を守り、教えてくれる存在なのです。
つらさが続いていると、生理を「厄介なもの」「ないほうがいいもの」と感じてしまうのは、自然なことです。でも本来、生理は罰でも故障でもなく、身体が毎月くり返している、尊いリズムです。
そして、月に一度めぐってくる生理期間は、私たち女性が、この一ヶ月の自分をふり返ることのできる、尊い時間でもあります。「どんなふうに過ごしてきたかな」と、食事や睡眠、頑張りすぎをやさしくふり返る——身体を責めるためではなく、身体の声を聴くために。
毎月の波が穏やかに整っていくことは、その先の季節——更年期——を穏やかに迎えることにもつながっていくと、私は感じています。
「痛くて当たり前」では、ないのかもしれません
「生理痛はあって当たり前」——長くつらさと一緒に過ごしていると、そう思えてきます。
でも、私はこう考えています。身体に合った食べものが取り入れられ、きちんと消化・吸収されて、いらないものが滞りなく手放されていく。そんな「入って、めぐって、出ていく」流れが整っているとき、毎月の波は、本来それほど激しいものにはならないのだと。
生理が、自然界から授かったデトックスの期間だとすれば——日々の流れが整うほど、その期間は穏やかなものになっていきます。その期間、タイミング、質感、色、アナタの身体は沢山のメッセージをアナタにいつも伝えています。
つらい生理痛は、まず婦人科での検査を第一に。そのうえで、「検査では異常がないのに毎月つらい」「生理痛も頭痛も気分の波も、全部まとめて身体全体を見てもらいたい」という方は、一度ご相談ください。
※体調の変化には個人差があります。



