布団に入ってから、何時間も眠れない。やっと眠れたと思ったら、夜中に何度も目が覚める。まだ暗いうちに目が覚めて、そのまま朝を待つ。
疲れているのに、眠れない。
寝たはずなのに、朝がいちばんつらい。
眠れないことは、まわりの人からは見えません。「早く寝ればいいのに」と言われて、話すのをやめてしまった方もいらっしゃるかもしれません。逗子・葉山・横須賀エリアでカイロプラクティックのオフィスを開いている中で、そうしたお話をよく伺います。

こんなことはありませんか
- 布団に入ってから寝つくまでに時間がかかる
- 夜中に何度も目が覚める
- まだ暗いうちに目が覚めて、その後眠れない
- 時間は寝ているのに、眠った気がしない
- 朝起きるのがつらい・スッキリしない
- 疲れているのに、頭がさえて眠れない
- 考えごとが止まらないまま夜になる
- 寝る直前までスマートフォンを見ている
- 肩こり・首こりが慢性的にひどい
- 歯ぎしり・食いしばりを指摘されたことがある
- 日中に強い眠気やだるさが出る
- 病院の検査で「異常なし」と言われた
まず、医療機関での受診を大切に
眠れない状態の背景に、医療機関での診断と治療が必要なものが隠れていることがあります。睡眠時無呼吸症候群、甲状腺の病気、うつ病など、専門の診療が力になってくれる領域です。
眠れない日が長く続いている、日中の生活に支障が出ている、気分の落ち込みが強い——そうした場合は、まず内科・心療内科・睡眠外来などを受診してください。それが何より大切な最初の一歩です。
眠れなさの現れ方は、人それぞれです
ひとくちに「眠れない」といっても、中身はさまざまです。ご自身の状態を言葉にできると、医療機関で相談するときにも役立ちます。
- 寝つけない:布団に入ってから眠りに入るまでに時間がかかる
- 途中で目が覚める:夜中に何度も目が覚めて、そのたびに眠り直せない
- 朝早く目が覚める:起きたい時間よりずっと早く目が覚めて、その後眠れない
- 眠った気がしない:時間は足りているのに、休まった感じがない
いくつかが重なっている方も、時期によって変わる方もいらっしゃいます。
「休めない身体」になっていませんか
眠れないことでご相談に来られる方の身体に触れていて、共通して感じることがあります。それは、ずっと踏ん張り続けているということです。
眠るというのは、努力してできることではありません。身体が「もう頑張らなくていい」と確認できたときに、自然に訪れるものです。逆に言えば、眠れないということは、心と身体が、まだ緩んでよい状態にたどりつけていないということなのだと思います。
そして、いまの毎日には、力を抜きにくくさせるものがあふれています。スマートフォンやパソコンを見ている時間の長さは、そのひとつです。画面を見つめているとき、頭は前に出て、首から背中にかけてずっと支え続けています。姿勢としての負担は、想像よりも大きいものです。
けれど、それだけではありません。画面は、脳に刺激を与え続けます。次から次へと情報が流れ込み、指を動かすたびに新しいものが現れる。眠る直前までそれが続けば、脳はいつ「もう休んでいい」と判断すればよいのでしょう。
身体は緊張したまま、頭も休まらない。そうして、心と身体は芯から休むということを、忘れていきます。
呼吸も、そこに関わっています。浅く速い呼吸が続いていること自体が、身体からのお便りです。どこかで神経系のつながりに干渉が起きていて、本来のチカラが十分に発揮できていない——そう受け取っています。
「楽でいられる自分」を、忘れていませんか
踏ん張り続ける状態が長く続くと、力が入っていることにも気づかなくなります。本来の自分らしさ、自分にとって楽な生き方、楽でいられる状態を、忘れてしまっている——そうした状態を感じることがよくあります。
けれど、忘れているだけです。なくなったわけではありません。
身体のほうは、ちゃんと覚えています。眠り方を知らない身体は、ありません。だからこそ、干渉が取り除かれて神経系のつながりが戻ってくると、身体は自分から思い出しはじめます。教え込むのではなく、思い出していく。私たちがお手伝いしているのは、そのプロセスです。
カイロプラクティックにできること
カイロプラクティックがなくても、皆さんが元気でいられると思います。カイロプラクティックは、その質を高める提案をしています。
私たちが行うのは、背骨を通じて神経系への干渉を取り除き、精神と身体が上手くつながり、本来のチカラが十分に表現されるようサポートすること。回復していくチカラは、誰の中でも、いつも働いています。
当オフィスはカイロプラクティックの中でも「BGI(Bio-Geometric Integration®)アプローチ」を用い、身体をひとつながりの構造としてとらえて背骨や骨盤を調整し、本来の回復力を引き出すことをサポートします。これによって、変化しやすい身体でいることになります。
眠りを良くするテクニックをお伝えしているのではありません。身体が自分で眠れる状態に戻っていくことを大切にしています。つまり、休める心と身体を思い出すお手伝いをしています。
ひとつ、お伝えしておきたいことがあります。アジャストメントルームでは、ほとんどの方が施術中に眠ってしまいます。パキッと音がすることもありますが、それでも眠ってしまう。身体が「ここでは休んでいい」と判断したときに、何が起きるのかということなのだと思います。
- 全身のつながりを診る:眠れないという状態は身体全体に関わるので、頭からつま先まで確認します
- 背骨・骨盤の調整:休息と回復に関わる神経系のつながりを丁寧に見ていきます
- 呼吸が深く入るように:身体が「もう頑張らなくていい」と感じられる状態へ
- 栄養面のお話:身体が回復していくためにも、新しい身体の状態を保っていくためにも、栄養が必要です。2回目のご来院時には、初回のコンサルテーションでお伺いした内容をもとに、その方に必要な栄養についてお伝えしています
- 日常の中でのヒント:睡眠姿勢、画面との付き合い方、夜の過ごし方など、ご自身の身体の声を聴いていくためのアドバイスをお伝えします
日常の中で、できること
ケアとケアの間にも、身体は毎日を過ごしています。「これをすれば眠れる」という方法ではなく、身体が休むほうへ向かいやすくなるための、日々の小さな選び方をお伝えしています。
できれば控えたいこと
寝る直前まで、スマートフォンやパソコンを見続けること。画面は脳に刺激を与え続けます。眠る前のひとときは、身体が「もう休んでいい」と確認するための時間です。せめて布団に入ってからだけでも、画面から手を離してみてください。難しければ、寝る前の15分から始めてみるのでも十分です。
まだ起きていないことを、考え続けること。明日の心配、まだ起きていない出来事、答えの出ない問い。夜の頭は、なぜかそういうものを次々と連れてきます。
ただ、これは意志が弱いから起きることではありません。身体が緊張したままだと、頭も警戒を解けなくなる——考えが止まらないこと自体が、まだ休める状態になっていないというお便りなのだと思います。だから「考えるのをやめよう」と頑張るのではなく、身体のほうから緩んでいけるように整えていく。私たちがお手伝いしているのは、そちらの側からです。
おすすめしたいこと
昼夜が逆転しないようにすること。眠れない夜が続くと、朝が起きられなくなり、夜また眠れなくなる——この輪に入ってしまうと、抜け出すのに時間がかかります。眠れなかった翌日は、無理に一日中起きていようとせず、お昼寝を利用してでも、生活のリズムのほうを守ってあげてください。お昼寝は、早めの時間に短めにとるのが目安です。
午前中に身体を動かすこと。散歩でも、軽いストレッチでも構いません。朝の光を浴びながら身体を動かすと、一日のリズムの起点がはっきりします。夜に眠くなるための準備は、実は朝から始まっています。逗子や葉山は、海沿いを少し歩くだけでも気持ちのいい季節がありますね。
どれも、完璧にやろうとしなくて大丈夫です。できる日にできるものから。それだけでも、身体はちゃんと受け取ってくれます。
眠れないことについてのQ&A
Q. 睡眠薬を飲んでいますが、受けられますか?
はい。主治医の先生との治療はそのまま続けてください。当オフィスのケアは治療の代わりではなく、身体全体のコンディションを整える側面からの並走です。お薬の増減については、必ず主治医の先生にご相談ください。
Q. 病院で「異常なし」と言われました。それでも相談していいですか?
はい。「異常なし」は、心配な病気が今はないと確認できた大切な情報です。そのうえで眠れない状態が続いている場合、身体全体のコンディションという別の側面から一緒に見ていくことができます。
Q. 睡眠時間が短いのですが、それだけで問題でしょうか?
時間の長さより、質のほうが大切だと考えています。短くても深く休めていれば、朝の感じ方は変わります。逆に、長く寝ているのに休まった気がしないという方も多くいらっしゃいます。何時間眠れたかではなく、朝どう感じているかを目安にしてみてください。
Q. ストレスが原因だと思うのですが、身体からのアプローチに意味はありますか?
心と身体は切り離せないものです。ストレスが引き金であっても、それは身体の緊張として、呼吸の浅さとして、確かに身体に現れています。心の側から向き合うことと、身体の側から向き合うこと。どちらか一方ではなく、両方あってよいと考えています。
Q. どのくらいで変化を感じられますか?
身体の状態やこれまでの年月によって、本当に人それぞれです。変化のペースはお約束できませんが、初回の検査でお身体の状態を丁寧に確認し、その方に合わせたケアの計画をご相談しながら進めていきます。
Q. 施術はどのような感じですか?
カイロプラクティックの比較的優しいアプローチです。パキッと音がすることもありますが、施術中に眠ってしまう方も多く、リラックスして受けていただけます。お子様からご高齢の方、妊娠中の方まで、それぞれの身体に合わせて方法を変えて行います。
Q. 逗子の近くに住んでいますが通えますか?
京急逗子・葉山駅 北口から徒歩1分、JR逗子駅から徒歩5分です。葉山・横須賀・鎌倉・三浦エリアからもご来院いただいています。
実際のクライアントさんの物語
短い言葉では伝えきれないので、お一人おひとりの経過を、ご本人の言葉とともにご紹介しています。
感じ方や経過には個人差があります。気になる症状は、医療機関の受診と併せてご相談ください。
眠れない夜を、一人で抱え込まないでください
眠れないことは、まわりからは見えない不調です。でも、あなたの身体が感じている疲れは、確かにそこにあるものです。
まずは初回のコンサルテーションで、いまの身体の状態を一緒に確認するところから始めましょう。
※ 本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患の診断・治療を行うものではありません。眠れない状態が長く続く場合や気分の落ち込みが強い場合は、まず医療機関を受診してください。感じ方や経過には個人差があります。



