だいぶ慣れてきた3日目。もうすぐこの日々が終わってしまうことに気づき始め、このセミナーに参加できていることに感謝し、全力で”今”に集中して楽しむ。
若いカイロプラクターからベテランまで、ヨーロッパ中の様々な国から参加しているこのセミナーでは、私が今まで出会ったことのない人達に出会えることも醍醐味の一つ。
なぜなら、ここにいるメンバー達は、カイロプラクティックの中でも日本で出くわさない種類のカイロプラクティックを日々提供している人たち。たまに王道のカイロプラクティックを愛しているカイロプラクターがいると少し目立つのが面白い。
ネットワーク(NSA)、McTimoney、SOT、
そこにAK (Applied Kinesiology)をミックスしたり、カイロプラクター独自の話を聞いて何を大切にしているのか話すのが楽しい。またBGI®のベテラン勢になんでも聞くことできる体制が最もありがたい点。
皆ある程度、同じ壁にぶつかり乗り越えてきた経験と教えてきた経験から、シンプルに、またダイレクトに教えることができる人たち。良い循環が出来上がっている事がよくわかる。
そんなベテランのアジャストメントにおったまげたのはこの日。
はぁっ、何これ。。。。。?
アジャストメントの経過って言葉で現せるものではない。
NSAは、全神経と私の身体のトレーニングの掛け合いの様に感じた(私個人の感想です)けれど、
BGI ®の場合、自然界の流れに私が一致した瞬間、どっかに連れて行かれてもう止まらない。多分いつ止まるかなんて誰も知らない。こうなってくると私の思考が出てきても及ばない。
どれだけ時間が経っていたのかわからないけれど、今も鮮明に覚えているのは、何倍も全てが軽く感じられたこと。しばらくして思い出したけど、右膝の違和感は無くなっていたし、1っか月後今もそんなものはない。飛行機に長時間乗っていたために出た腰の張り間も同様。
自然界を現象を体感し、無駄な抵抗を削ぎ落とすには十分な体験だった。
なんだか凄すぎて、受け入れるのに時間が必要。
結果、この現象をアジャストメントしてくれたカイロプラクターに伝えられるまで1週間ほど必要だった。
自分の環境、周りのエネルギーによってどうしても影響されてしまう私たち。
それは優しさや思いやり故の場合もあるし、執着や思い込みの場合もあると思う。
影響されてしまうのが良くないということではなく、それによって自分の色を失うことは勿体無い。
受け入れ、適切に順応し適応し成長できるといい。
”何か”から解き放たれた時、やっとわかったりすることが実は沢山ある。
定期的なアジャストメントが最も有効な理由はこれなんだと思う。
個性や能力を解放させ、何かに囚われず自由に生きていくために、カイロプラクティックは素晴らしいサポートをする。
さて、次に目指すステージは決まった。少し落ち着いたらまた始めよー。
