BGI Europe Seminars® Sagittal Geometry Volumes and Spirals1日目/3

Bio-Geometric Integration® (BGI®)

前回スイスで行われたセミナーから7ヶ月。月日は本当にあっという間で余裕を持って勉強していてもやっぱり直前はバタバタしちゃう。とにかく直面する情報が新しいものばかりで一つのテーマを意識すると世界がまるっきり変わって見えたりする。だから自分との対峙がとにかく大事。情報が多いこの世の中で情報とその質を取捨選択することの重要性は多くの方が感じているのではないでしょうか。エネルギーを読む私たちの仕事は、まず自分自身が混乱してたら始まらない。着実に行く。

さて今回の会場はフランスのパリ。前回のスイス(Badragz)とはまず土地のエネルギーが全く違う。スイスと同じように地続きだけど、やっぱりパリはちょっと忙しい。東京都は比べものにならないけど。

そして今回のセミナー参加者はほぼフランス人。さてどうなるかと思っていたけれど、Amyにあった瞬間、思い出した。そうだった、この安全な場所。彼女が作り出すフィールドは、どんなものも放たれて良い”安全な領域”。

そのToneは前回とは異なり、すでにSagittal感が漂ってた(今思うとね)。

遠方から集まったみんなが一通りお互いに紹介を終えた後、BGI®アジャストメントを受ける。

Amyによる子供のアジャストメント。
ママにハグされながら。

触れられているのかどうかぐらいなのに、びっくりするほど私の身体は反応する。身体は自然に、ダイナミックに動き、その後スイングし始めた。ゆっくりスイングが終わると思いきやグルグルと回り出し、そして止まらない。この感覚はやっぱり波乗りの時やドルフィンと一緒に泳いでお話ししている感覚と似ていて、自分に何の負荷もなく身を委ねて楽しんでいる感じ。視覚的に表現すると蒸気や煙が上がっていく感じ。感じ方や動きは人それぞれで、この反応自体が重要なわけではない。分かりやすく動きで表現しなくても大きなリリースは一人ひとり固有のものとして自身の変化として感じ取れる事が多いと思う。それには少し時間がかかることもあるし、年単位の時間が必要な人もいるかもしれない。競争ではない。意識を自分自身に向けるといいと思います。

BGI® のセッション中、私自身は自分の思考が少し邪魔をしている感じもわかったので、すぐさま辞めて身を委ねてみた。どれくらい、何分くらい私の身体は回っていたんだろ。まるで小さい時遊園地で乗ったバイキングの様に、時にスーパーゆっくり、だったりスピードに乗ったり。今度は逆回りしたりして落ち着いたの時にはぼーっとし、不思議さでいっぱい。でもこの頃には無駄に思考を使わないようになってた。ただ体験し楽しみそして受け入れる。

そんな1日目だった。

私はこれを理解しに来たんだもんな、と思ったのを覚えてるけど、今考えるとこの体験が最も大切なものですべての理解に紐づいていくものだったと思う。

自然界の形状、エネルギーの流れ、そしてTone。私たち生き物が自然と共にこの星に在ること。
カイロプラクティックの創始者 DD パーマーが言うトーンってこういう事なんだろうな、とイメージしながらSagittalな旅は始まりました。

私たちの中も外も全てがエネルギー。その質を理解し作り出す事ができるカイロプラクターが目の前にいる。ありがたいこっちゃ。

どんな体勢でも踊るようにアジャストメントを。
セミナーの内容で頭がいっぱいの時
この存在で癒される。