ここから3日間の、BGI Europe Seminars® Posterior & Anterior Geometryセミナーの会場は昨日と同じ、Royのオフィス。このセミナーに参加するには50時間以上のオンラインコース終了が必須)
彼のクリニックに働いている5人ほどのスタッフさんたちが入れ替わり立ち替わりサポートしてくださいました。ホリスティックな彼のオフィスはカイロプラクティックの他にオステオパシー、鍼治療、波動のセラピールームがあって、それぞれの部屋にはスイスらしく山の名前がついていました。素敵だ。
さてセミナーと言うと、、、。オンラインで理論はしっかりやっているので、今回は実技中心。なんといってもAmyのセミナーは本当にわかりやすい。Amyが20年以上 BGIPractice を続けてきた中で、ご自身が苦労し、辛くて泣けた夜を経験し、どうやってみんなに伝えたら理解しやすいのだろう?覚えやすいのだろう?と考え抜き、そして今でさえもいいヒントやアイデアが思いつけば、どんどんアップデートしていくその努力がこの手厚いセミナーを創り上げていると感じた。時にクイズ形式になっていたり、トーン、色や絵、イメージ、動画、シール、賞品、あの手この手で楽しみながら印象付ける努力をずっとされてきたのだと思う。
なんといっても、一人一人の能力を理解し制限することなく、可能性が無限大であることをAmy自身がBGI®を通して実感しているからこそ尊重してくれることが本当に嬉しかったです。その哲学や考えをスタッフたちも十分共有していて素晴らしいコンビネーションでした。普段からの関係性がとても良いことを感じました。素晴らしいなあ。
日本にいると教育現場ではよく制限されることが多く、同調圧力や空気を読むなど、日本の文化がどうしても存在しがちですが、自由なヨーロピアンと一緒だった今回のセミナーは私にとってとても学びやすい環境でした。そもそもヨーロッパは各国が陸続きで、日本のように独自の文化だけで成り立っていないため、何ごとも融合させることが日常的なんだと思います。
それぞれのカイロプラクティックテクニック(テクニックは沢山あるのです!)において自由に BGI®を取り入れられるよう、十分に敬意を払われたセミナーは平和的で愛が深く、今までに感じたことのない安心感で学びを深めることができました。
そしてセミナーの最後にはAmyのアジャストメント。
しばらくするとなぜか体が揺れてきて止まらない。揺れ続ける。なんで??それがなくなってきたと思ったら、今度はぐるぐるゆっくりと回りだす、、、、。例えるとサーフボードの上で波を待っている時の揺れ(swing、ゆらゆら揺れている様な)海の上でずっと穏やかな波に身を委ねている様。
その人に中にある何かがリリースされる時、表現は人それぞれで、時に何も表現されないこともあります。目に見える表現が重要なのではなくて、今まで認識できなかったものに心や身体が気付き、リリース(解放されていく)事が重要なんです。このアジャストメントを受けた時、その時は私にも何が起こっているのかわからなかったです。1日、2日経ち、1週間経ち、1ヶ月経ち、大きく変容していった自分の意識には戸惑いを隠せませんでしたが、これがカイロプラクティックなんだと今は腑に落ちています。
そして、宇宙やすべての自然と繋がり私たちのエネルギーが解放されていくプロセスは本当に美しい、そしてナチュラルで気持ちの良いものなのだと実感することができました。凄い領域だ。
どこまでも平和的で愛に溢れた空間。RoyとAmy、そして大切にしているスタッフ達が作りだすこのフィールドだけで、泣きそうにもなる私。
一人一人の能力は計り知れない。。。